33の後継車種として1994年に発表された3ドアハッチバックで、2001年まで製造された。
2000年発表の147が後継車種となる。 開発段階では、33と同じ5ドアハッチバックも計画されていたが、同モデルとしてではなく146とし独立モデルとして発表された。
33には3ドアモデルがないことから、その先代にあたるアルファスッドの3ドアモデルの復活と言える。
アルファロメオが1986年にフィアット傘下になったことから、155と同様にフィアット・ティーポがベースとなり、多くの部品を共有した。
内外装ともにアルファロメオ・チェントロスティーレ(アルファロメオ社内デザインセンター)が担当。
1995年販売された145クアドリフォリオ(英国では145クローバー)は、緑のクローバー"バッジと5穴アルミホイールを装備し、ボディーは深いボディカラーのサイドスカート。
1996年には146TIが発売された。
スポーティなサスペンションのセットアップは、当時ほかの多くのスポーツカーよりも厳しいものだったが、スポーツブランドとしてのアルファロメオのフィアット・グループのマーケティングに沿ったもので、クラス・ハンドリングをもたらしたと言われている。
1997年の改正では、新しいホイールカバーと合金ホイールになり、塗料の色も広い選択ができるようになった。
1999年モデルチェンジ'99ラインナップを発表。
エクステリアの主な変更点は、外部のラウンドフォグランプと、狭い保護ストリップを持つ新しいボディカラーバンパー。
1997年の改正に伴いインテリアも更新された。
新しい空調システム、再設計されたダッシュボード、布張りされたインサートが取り付けられた。
1999年モデルチェンジで、クロムベントを囲むような新しい室内装飾と細部トリムの変更があった。
モデル名:Alfa Romeo 145
ボディタイプ:3ドア ハッチバック
全長(mm):4093mm(1994年~99年)、4061mm(1999年~01年)
全幅(mm):1712mm
全高(mm):1427mm
ホイールベース(mm):2540mm
トレッド前/後(mm):1470mm/1440mm
車両重量(kg):1140kg~1125kg
乗車定員(名):5
エンジン種類:水平対向4気筒OHC(1.3L/1.6L)、水平対向4気筒DOHC(1.7L)、直列4気筒DOHC(1.4L,1.6L,1.8L,2.0Lのガソリンエンジンの他)、直列4気筒ターボ(1.9Lのディーゼル)
総排気量(cc):1351cc(1.4)、1370cc(1.4Tスパーク16V)、1596cc(1.6)、1598cc(1.6Tスパーク16V)、1712cc(1.7 16V)、1747cc(1.8Tスパーク16V)、1970cc(2.0Tスパーク16V)、1929cc(1.9TD)、1910cc(1.9JTD)
最高出力<kW(ps)/rpm>:66kW(90ps)/6000rpm(1.4)、76kW(103ps)/103300rpm(1.4Tスパーク16V)、76kW(103000ps)/6000rpm(1.6)、88kW(120ps)/6300rpm(1.6Tスパーク16V)、95kW(129ps)/6500rpm(1.7 16V)、103kW(140ps)/140300rpm・106kW(144,000ps)/6500rpm(1.8Tスパーク16V)、110kW(150ps)/6200rpm・114kW(155ps)/6400rpm(2.0Tスパーク16V)、66kW(90ps)/90100rpm(1.9TD)、77kW(105000ps)/4000rpm(1.9JTD)
最大トルク<kgm/(rpm)>:115Nm/4400rpm(1.4)、124Nm/4600rpm(1.4Tスパーク16V)、135Nm/4500rpm(1.6)、144Nm/4500rpm(1.6Tスパーク16V)、149Nm/4300rpm(1.7 16V)、16000Nm/4000rpm・169Nm/3500rpm(1.8Tスパーク16V)、187Nm/4000rpm・1800Nm/3500rpm(2.0Tスパーク16V)、191Nm/241rpm(1.9TD)、255Nm/2000rpm(1.9JTD)
駆動方式:FF
トランスミッション形式:5速 MT
サスペンション:<前>マクファーソン・ストラット、コイルスプリング <後>セミ・トレーリングアーム、コイルスプリング
主ブレーキ:<前>Vディスク式 <後>ディスク式
<概要・エクステリア・インテリア・スペック>
ウィキペディアより参照
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