外装デザインはイタリアの代表的カロッツェリアの一つ、ピニンファリーナに在籍していたエンリコ・フミアの手による。
フェーズ1(日本国内モデル)
1996年モデル 自然吸気2.0リットルV6ターボ 12V (1,996cc、200PS/6,000rpm)、左ハンドル、5MTの単独グレード。
1997年モデル 自然吸気3.0リットルV6 24V(2,958cc、220PS/6,300rpm)、ロントブレーキがブレンボ製4ポッドタイプ。
フェーズ2(日本国内モデル)
1998年モデル 自然吸気3.0リットルV6 24V、スロットルバルブがワイヤー式からモータ駆動となり燃料供給系統や冷却系統も見直されるなど、各部に細かい改良が施された。
2001年モデル EURO3の排気ガス対策に対応した仕様となり、最高出力=220PS→218PS/6,300rpm 最大トルク=27.5kgm→27.0|kgm/5,000 rpmと僅かにデチューンされた。
フェーズ3(日本国内モデル)
2003年モデル 3.2リットルに拡大(V6 24V 3,179cc、240PS/6,200rpm)、ハンドル位置は再び左となった。
また後にGTVとしては初めて2リットルTSエンジンモデルが国内導入され、3.2リットルV6と2リットルTSの二本立てで2006年4月まで販売された。
ウェッジシェイプの低いフロントノーズとキックアップした高いテールを結ぶ、フロントフェンダー下部からリアトランクに至る大胆な斜めのキャラクターラインが大きな特徴。
プロジェクターランプを用いた丸目4灯のヘッドライトは、同じエンリコ・フミアによるアウディベースのショーモデルPininfarina Quartz(1981)を想起させる。
1998年10月に比較的大きな仕様変更が実施された。
センターコンソールがシルバー仕上げのフラットなパネルに変更され、ベンチレーションの吹き出し口やコントロールダイヤル類もデザインが変わった。
エアコンはそれまでのマニュアルタイプからオートエアコンとなり、ギヤボックスは6MTが搭載された。
2003年7月、再び大きな変更を受けフロントグリルのデザインが一新された。
アルファロメオの盾、つまりグリルの部分が縦方向に大きく拡大され、フロントのナンバープレートは左側にオフセットしてマウントされた。
(これもピニンファリーナによりデザインされたが、エンリコフミアではない)
1997年モデルには、MOMOのプリーツレザーシートがホワイト、レッド、ブラック、タンで提供されました。
カーペット、プリーツレザーのドアカードインサート、カラーコードステッチ、ハンドブレーキ、ギヤレバー、スポークステアリングに新しいステッチを施した。
1998年モデルは、新しいセンターコンソールにはスカートシールに文字が塗装され、コントロールの配置変更し、新たなインストルメントクラスターへと変更が成された。
2003年、センターコンソールと室内装飾のパターンと色の変更。照明が緑色から赤色に変更された。
モデル名:Alfa Romeo GTV
ボディタイプ:2ドア クーペ
全長(mm):4290mm
全幅(mm):1780mm
全高(mm):1315mm
ホイールベース(mm):2540mm
車両重量(kg):1420kg(2.0V6TB,3.0V6,3.2V6)、1350kg(2.0TS)
乗車定員(名):4
エンジン型式:AR16202(2.0V6TB)、AR16102/AR16105(3.0V6)、936A6000(3.2V6)、AR32310(2.0TS)
エンジン種類:2.0リットルV型6気筒ターボ(2.0V6TB)、3.0リットルV型6気筒NA(3.0V6)、3.2リットルV型6気筒NA(3.2V6)、2.0リットル直列4気筒(2.0TS)
総排気量(cc):1996cc(2.0V6TB)、2959cc(3.0V6)、3179cc(3.2V6)、1970cc(2.0TS)
最高出力<hp>:202ps/6,000rpm(2.0V6TB)、220ps/6,300rpm(3.0V6)、240ps/6,200rpm(3.2V6)、150ps/6,300rpm(2.0TS)
最大トルク<kW(ps)/rpm>:28.5kgm/2,400rpm(2.0V6TB)、27.5kgm/5,000rpm(3.0V6)、29.4kgm/4,800rpm(3.2V6)、18.4kgm/3,800rpm(2.0TS)
駆動方式:FF
トランスミッション形式:5MT(2.0V6TB,3.0V6,2.0TS)、6MT(3.0V6,3.2V6)
サスペンション:<前>マクファーソン・ストラット <後>マルチリンク
<概要・エクステリア・インテリア・スペック>
ウィキペディアより参照
ウィキペディア英語版より参照