ガソリン価格高騰中!
少しでもガソリンを安く入れるコツとは?
近年ガソリン価格が高いですよね。16年を底辺に値上がりを続け、18年にはレギュラー価格が150円以上になりました。
以降130円台から140円台の価格が続いています。
なぜガソリン価格がこんなに高くなってしまったのでしょう。
まだしばらくは、高騰が続きそうなので少しでも安くガソリンを入れることができると良いですよね。
ガソリン価格高騰の原因は?
どうしてこんなにガソリン価格が高騰しているのか?
原因は4つあります。
石油輸出国機構(OPEC)による協調減産の実施
産油国による石油輸出国機構(OPEC)は原油安を打開するために、2017年1月から日量約180万バレルの減産の実施を決定したことにより、供給量が減少している。
石油元売り会社の統合 業界編成で、安い余剰ガソリンの減少
ガソリンを作る石油元売り会社が供給量以上に作った分の余剰ガソリンを、独自ブランドのガソリンスタンドに安価で販売していたが、国内需要の低迷で石油元売り会社の統合が相次いだ。
17年4月にはESSOなどの東燃とENEOSのJXが経営統合し、ガソリンスタンドシェアの5割超を握るJXTGホールディングスが誕生。販売先が増えたことにより生産調整がしやすくなり、安い余剰ガソリンが減ることになった。
ガソリンスタンドの安売り価格競争に歯止め
ガソリン車の燃費改善、エコカーの普及、カーシェアの拡大、若者の自動車離れ、高齢者らの自動車免許返上などにより、自動車所有者の減少や1台当たりのガソリン使用量が減少。
経済産業省の石油統計によると、ガソリンの販売数量は6年連続で減少している。
ガソリンスタンドも安いガソリンが供給されにくくなり価格競争も下火になってきた。
トランプ米政権のイランへの経済制裁
アメリカのトランプ大統領がイランへの経済制裁として、イラン産の原油を市場から締め出した。
イランは日本の原油輸入国だが、石油元売り各社はサウジアラビアなどに切り替えを行っている。
サウジアラビアなどの原油国も増産し穴埋めする動きだが、供給障害が起きれば価格が急騰するのではという不安から原油高に繋がっている。
ガソリンを安く入れるコツ
◆出典:e燃費
世界情勢や国内の業界編成、ガソリン需要の減少などによりガソリン価格が高騰しているのですね。
ガソリン価格が今後どうなるかは未だ不安定な状態なので、消費者である私たちが給油の工夫をして少しでも安くガソリンを入れなければならないです。
それでは、ガソリンを安く入れるコツをご紹介します。
ガソリン価格比較サイトを利用
【gogo.gs】
スマホの現在地を利用して、周辺のガソリン価格や地域の平均価格を調べることができるアプリです。
周辺の最安値のガソリンスタンドを見付けられるのは有り難いですね。
また、地域によってガソリン価格が違うので、お出掛けする前に「都道府県平均 ガソリン価格ランキング」をチェックしておけば、目的地までのどこでガソリンを給油するのがお得なのか知ることができます。
◆参照:gogo.gsサイト
【e燃費】
ガソリン価格ランキング、都道府県平均価格の他にガソリン価格推移を「最近1ヶ月」「最近1年間」「最近3年間」「最近5年間」の期間に別けて見ることができます。
原油価格のニュースと合わせてチェックしていれば、価格の変動も予想できるでしょう。
◆参照:e燃費サイト
よく利用するガソリンスタンドの会員になる
普段は生活圏内の安いガソリンスタンドを利用していると思います。
ガソリンスタンドの価格表を見て「安いな」と給油しようと思ったら、価格表は会員価格だったことありませんか?
現金価格と会員価格でリッターあたり2~3円違うので、よく利用するガソリンスタンドであるならクレジットカード会員になることをお勧めします。
さらに、メール会員になれば会員特別価格のDMが送られてくるので、安く給油することができます。
ポイントカードやスマホアプリのポイントで給油
Tカード、ポンタカード、楽天カードなどガソリンスタンドごとで提携しているポイントカードがあります。
これらのカードは買い物や給油でポイントを溜めることもできますし、溜まったポイント分を給油代から割り引くことができます。
カードが増えて面倒な方は、ガソリンスタンドのスマホアプリを利用してみてはいかがでしょうか。
ポイントも溜まりますし、キャンペーン情報が送られてくるのでお得に給油することができます。
◆参照:スマホの「ガソリンスタンド」のアプリ|アプリノ
ガソリン価格高騰中!
少しでもガソリンを安く入れるコツとは?
まとめ
地方では車が無ければ生活が不便です。通勤、買い物、お出掛けと車は必需品ですよね。
大人一人に一台所有している家庭がほとんどだと思いますので、ガソリンの高騰は家計に響きますね・・・
少しでも自動車維持費のコストを削減できるように、紹介した「ガソリンを安く入れるコツ」を参考にしてみてください。
また、車の燃費をよくするために
- 車のメンテナンスをこまめにすること
- 余計な荷物を載せて置かないこと
- 車体自体を軽くするためにガソリンを満タンに入れないこと
- エコドライブを心掛けること
なども念頭に置いてみてください。