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イタリアが舞台の映画名曲を日常で楽しもう 007編

イタリアが舞台の映画名曲を日常で楽しもう 007編

イギリス・アメリカ合衆国のスパイ・アクション映画『007シリーズ』では、イタリアの各地もロケ地となり様々なカーチェイスを繰り広げられてきました。主役ジェームス・ボンドの愛車といえば「アストンマーティンDB10」。ボンドと共に修羅場をくぐり抜けてきた信頼できる愛車です。

今回は、カーチェイスとはいきませんが、007シリーズの中からイタリアが舞台となった映画作品の名曲をドライブ時や、日常、車内で聞きたくなるシチュエーションに勝手に合わせてみました!

見晴らしの良い景色にピッタリな曲

◆参照:SAM SMITHさま投稿より
■「007 スペクター」よりSam Smithの【Writing's On The Wall】

「007 スペクター」では、Q(ボンドの行動をサポートしてくれる仲間)に改造してもらったアストンマーティンDB10に乗って、ローマ市内にあるマルケルス劇場、サン・ピエトロ広場、サンタンジェロ城へと、かつてローマ教皇が敵から避難するために利用された秘密の抜け道に沿ってカーチェイスを繰り広げます。

「007 スペクター」ストーリー ウィキペディアより抜粋


ジェームズ・ボンドはメキシコシティで催されている「死者の日」において、あるミッションを遂行し彼が所属する秘密情報部MI6本部に戻る。しかし、上司であるMにメキシコシティでの一件を叱責され、しばらくの間謹慎命令を下される。

その後、前作での"スカイフォール"での出来事で燃え残った残骸を持ってきたマネーペニーに、メキシコシティでの出来事が前作で落命した前任のMからの遺言であることを明かす。そして彼は残骸の中から見つけ出された古い写真を、感慨深そうに見るのだった。その写真には少年時代のボンド、養父、そしてもう一人の少年が写っていた。
その後、ボンドはQ課から車を無断で持ち出し、前任のMの遺言に従ってローマに向かうのであった。

一方、ロンドンではMI5の新責任者であるCことマックス・デンビーがボンドの行動を問題視し、彼が「時代遅れ」と評している00部門の機能を停止させてMI6をMI5に吸収させることを画策しており、Mは対応に追われていた。

ボンドは本国からひそかに追ってきたQから本国の状況を知らされる。また、Qからこれまでボンドを襲った悲劇が同じ秘密組織の仕組んだものであることを告げられると同時に、マドレーヌの口から組織の名称が「スペクター」であることを知る。

MI5のCは世界中の情報網を統合する「ナイン・アイズ」の計画を打ち上げる。しかし実際は「スペクター」に通じており、ナイン・アイズ計画でより多くの情報を集め、自身や「スペクター」の利益のために積極活用するのが狙いであった。

Sam Smithの【Writing's On The Wall】は、ジェームズ・ボンドの悲しい生い立ちや秘密情報部のエージェントとしての果てしない孤独感などの心情を歌い上げた名曲です。『天使の歌声』と称されるSam Smithの歌声は、切なくも果てしなく続く深い世界観が広がって、綺麗な景色の郊外を車で走りたくなる一曲です。

「仕事帰りに聞きたい曲

◆参照:MovieSoundsさま投稿より
■「007 カジノ・ロワイヤル」よりChris Cornellの【You Know My Name】

「007 カジノ・ロワイヤル」は、ベネチアで最も有名な観光スポットであるサンマルコ広場がロケ地になった作品です。

「007 カジノ・ロワイヤル」ストーリー ウィキペディアより抜粋


プラハでの内部汚職の根を絶ち、殺しのライセンス・00(ダブルオー)を得たボンドはマダガスカルで、ある爆弾密造人の監視をしていた。
監視に気付いてアフリカ某国の大使館に逃げ込んだその男の携帯電話に残されたメッセージ「エリプシス」の糸を手繰りに、ボンドはバハマのホテルへ向かう。そこでメッセージの送信者である武器商人ディミトリオスと、その妻ソランジュと接触したボンドは、マイアミ国際空港で披露される超大型旅客機の爆破計画を知る。
この計画に絡んでいるとして、ボンドはMからル・シッフルという男の情報を得る。
ル・シッフルは世界各国のテロ組織から預かった資金をマネーロンダリングしつつ運用しており、今回は大型旅客機製造会社の株の空売りを仕込んだ上で、同社が製造した超大型旅客機をお披露目式で爆破して、巨額の利益を得ようとしていた。

旅客機の爆破はボンドによって阻止され、投機の失敗により巨額の金を失ったル・シッフルは、テロ組織に返済するための資金を稼ぐためにモンテネグロの「カジノ・ロワイヤル」にて開催されるポーカーゲームに参加する。
ボンドもそのゲームに参加し、国の資金を使ってテロ資金稼ぎを阻止するよう命じられ、監視役として送られて来た金融活動部(FATF)のヴェスパー・リンドとともにモンテネグロへ向かう。

ワイルドかつ段々と爽快になる曲は、ジェームス・ボンドが危険な任務を遂行してのける様が目に浮かぶようです。
この曲を仕事を終えた後に聞いたら「今日も良い仕事をした!」と自分の仕事に更なる遣り甲斐や達成感を感じるのではないでしょうか。

男のロマンに浸りたい気分の時におすすめの曲

◆参照:Billie Eilishさま投稿より
■「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」よりBillie Eilishの【No Time To Die】

「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」は2021年公開予定の007シリーズ第25作。
最新作「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」でも、イタリアで派手なカーチェイスが行われました。撮影の舞台となったのはマテーラの世界遺産地区や旧市街です。

「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」ストーリー The Official James Bond 007 Website | No Time To Die JPより抜粋


ボンドは00エージェントを退き、ジャマイカで静かに暮らしていた。しかし、CIAの旧友フィリックスが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わってしまう。誘拐された科学者の救出という任務は、想像を遥かに超えた危険なものとなり、やがて、凶悪な最新技術を備えた謎の黒幕を追うことになる。

Billie Eilishの【No Time To Die】は、ジェームス・ボンドがエージェントを退いたものの、長年CIAで生死紙一重の中をくぐり抜けてきた様が濃く人生に沁みついていることを感じさせます。

また、2012年に公開の「007 スカイフォール」で描かれた、「天が落ちようとも 正義を成就せよ」という秘密情報部のエージェントの覚悟を最後まで貫いたMI6部長・Mの生き様を回想させらえます。まさに男のロマンといった感じですね。
Billie Eilishの【No Time To Die】はその世界観にたっぷりと浸れる曲です。

まとめ

イタリアが舞台の映画名曲を日常で楽しもう 007編 まとめ

007は主人公ジェームス・ボンドの目線から、危険な「影」の勢力と戦う組織である秘密情報部のエージェントの生き様が描かれた人気スパイシリーズです。
スパイに欠かせない車の華麗な運転テクニックには、憧れを抱く人も多いのではないでしょうか。
私達は安全運転で、愛車と共に気持ちだけでもスパイの世界感に浸ってみるのもいいですね。